2015-01-01から1年間の記事一覧
今まで何度も当ブログ内で企業内における業務を執り行う上でのモヤモヤについて話してきました。日々細切れになったタスクに追われることで、この仕事が一体誰のどんなことにどれだけ役に立っているのかわからず、やりがいを感じられないこと。隣の部署が何…
失敗プロジェクト 失敗するプロジェクトで良くあるのが、完成までの間、一切一般の利用者とコミュニケーションを取らず、完成した後に共有され、そこで認識の不一致や大きな不満が続出して破綻するパターン。もうひとつがプロジェクト開始直後から、利用者、…
企業の中には多くの人が多くの業務に携わっています。それらがある一定のフローに則って処理されていることでしょう。しかし、日々細切れになったタスクに追われていると、「結局この仕事が誰にとってどれだけの価値があるのか」ということを忘れがちです。…
兼務、組織横断的チーム、マトリックス組織、なんとなしに始まった所属不明なプロジェクト。こういった異なる業務を掛け持ちする仕組みや状況はどんな組織にもあります。これらは物事をより効率的に進められる手段として広く認識されていると言って良いでし…
誰からも望まれて、拍手喝采のうちにその完遂を迎える社内プロジェクトをほとんど見たことがありません。どちらかといえば、そもそもその存在に気づいていないか、他人事のように感じることの方が大多数です。自分に関わりのあるプロジェクトだとしても、期…
ソフトウェアがビジネス活動において重要なのは疑う余地がありません。同時に、複雑化しているのも誰もが認めるところでしょう。ことWeb開発においてその兆候は目覚ましく、伊藤直也氏がスライド「開発組織のマネジメント」でこう述べています。 相対的にWeb…
今、あなたの業務を受け取っている人がどれくらい居て、依頼する可能性のある見込みの人数がどれくらいで、彼らは何を思い、そしてどれくらい満足しているのか、これらの問いの答えを、スラスラと自信を持って言える人は極めて少ないのではないでしょうか。…
業務を新しく始めることはそんなに難しいことじゃないですよね。「とりあえずでいいからやってみようか」とか、「これやっといてくれる?」などから新しい仕事のひとつが始まることは良くありますし、頻繁にブレストと称したミーティングで現状の問題点を洗…
社内プロジェクトのあるある話。プロジェクトの対象が既存の社内業務だったり、その置き換えだったりする場合がほとんどなので、特に顧客に当たる実際の利用者とコンタクトを取らないまま完成させ、いざ管理職の会議等で報告、現場まで伝わる頃に突如「聞い…
組織内には多かれ少なかれ、何かしら物事を実現するためのビジネスワークフローがあると思います。それらは工場の製造ラインのように、より効率性を追求する上ではとても理にかなっていますし、重要なことだと思います。例えば、マーケット部門->企画部門->…
今より業務にかかる時間を短縮するとか、印刷物を減らすとか、会議を減らすとか、そういった効率化やコスト削減の業務は良くあることだし、また非常に良いことだと思います。しかしそれ自体を目的にしてはいけません。なぜなら、減らすことそのものが目的だ…
突然ですが、みなさんは普段どうやって仕事を受け付けていますか?メールやBTS(バグトラッキングシステム)、マネージャーからの口頭による指示でしょうか。もしくは、MicrosoftさんのOffice365のSharePointやサイボウズさんのデヂエといった帳票系システム…
どこにでも口出しする人というのは居るもので、それは所属する部署のメンバーだったり、管理職などのステークホルダーだったり、はたまた全く関係のない部署の人かもしれません。 「それは◯◯でも実現できるのでは?」 「それをすることで発生するコストはど…
企業や団体といった組織の中には、たくさんの業務、仕事があると思います。それこそチームの数だけあって、それらが複雑に重なり合い、あるワークフローに従って、日々執り行われています。この20世紀から続くシステム化された働き方によって、より多くの複…
「悪いんだけど、◯◯に関する資料を毎月作成してくれない?」 どこにでもある、企業や団体といった組織内での仕事が発生する1シーンかと思います。引き受ける側も特に何も疑問に思うこともないでしょう。しかし、リーンスタートアップの観点で見ると、重要な3…
私はあるウェブサービス関連企業の開発部門にいます。その中でも、サーバやミドルウェア(ウェブサイトやウェブアプリケーションの基礎となるようなソフトウェア群)を管理する部署で、データベースと呼ばれるミドルウェアの構築ならびに監視、また関連した…