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働くを考える

ピッチからはじめよ(不十分なタスクを始める前に)

多くの組織でプロジェクト管理、タスク管理ツールを使っていると思います。多くのツールはタスク(課題)を1単位として扱い、それぞれにタイトル、説明、期限、担当者などを入れて、組織活動の見える化と前進を強く後押しする非常に便利なツールです。使って…

ウォーターフォールとアジャイルの違いはコンテクストのスイッチングコストで説明できる、気がした

ウォーターフォールとアジャイルの違い、そしてそれに順ずる利点と欠点についてずっとぼんやり考えていました。具体的には、「アジャイルは素早いウォーターフォールの繰り返しと何が違うのか?」という問いに対する根本的な解です。これはコンテクスト、つ…

確かにBasecamp社の6週間プロジェクトは組織の一体感を醸成できるのかもしれない

ウェブベースのプロジェクト管理ツールであるBasecampの運営会社"Basecamp社"は、幾つかの書籍を出版し、その先進的な経営手法、組織運営で知られています。そんな彼らの組織体制は、彼らのブログを読む限り、機能別組織のようです。エンジニアリング、デザ…

チームメンバーと1on1ミーティングを行った振り返りと所感

はじめに 伊藤直也さんのスライド"開発組織マネジメントのコツ"にあった1on1ミーティングを、異なる2つのチームの統合を機に、実施することにしました。その時感じた効果や実施する上での所感を以下に記したいと思います。speakerdeck.com 得られた効果 皆が…

IT部門における全体最適と部分最適のジレンマを解決する顧問エンジニアの可能性

一般企業のIT部門やテック企業のインフラ部門で良くある課題、それは全体最適を目指すIT部門と部分最適を志向する事業部門とのギャップ、軋轢ではないでしょうか。独自の要求をする事業部門に対して、特例があることによる管理コストの増加を避けたいIT部門…

バックヤード部門の業務目標設定は「誰」の「どんな喜びか」を考える

多くの企業で、半期または四半期に1度人事評価のため、社員個々人の業務目標の設定とその振り返り(フィードバック)を実施していると思います。そこで難しいのが、IT部門や総務、経理といったコーポレート部門のような、実際の顧客と直接的な接点のないバッ…

どうしても業務改善活動が始められない時は1人プロジェクト戦法が有効

業務改善活動が始められないもっとも多い理由は、上司や上層部から承認が得られない(もしくは得られないと思っている)ことではないでしょうか。費用対効果や通常業務への影響等が懸念として挙がってくるケースがこれにあたります。そんな時はなんであれチ…

例えどんな組織に属していても、自分の仕事や働き方は変えられる

多くの人は、ルールや組織上の決まり、伝統やもっともらしい大義名分によって、自分の仕事や働き方は変えることができないと思っています。場合によっては、変えずに"正しく"遂行することこそが働くことと捉える向きもあります(もちろん、それも正しい姿勢…

僕たちはやりがいが効率性に勝るということを証明しなければならない

ビジネス向けチャットサービスは他にもあるのに(しかも以前から)、にもかかわらずSlack: Be less busyがなぜウケたのかを考えると、メールやミーティングといったビジネス上のコミュニケーションの多くは、文字通り"ビジネスライク"にお堅くなりがちなもの…

情報と機能の囲い込みが組織内に繁文縟礼的無駄な仕事を生む

昨今コラボレーションツール等の発展で改善は見えるものの、それでも組織内の情報や機能は特定の部署や個人に限定される傾向にあります。特定の部署しか閲覧できない情報、管理職しか申請できない依頼などが挙げられるでしょうか。そのため、業務を遂行する…

業務の断捨離で大企業病を克服しよう

働く上で、やりがいを大きく阻害するもの、それは知的創造活動ではない"タスク化"(作業化)してしまった仕事ではないでしょうか。ルールや伝統として引き継がれた"おまじないタスク"、誰のためのどんな価値があるのかわからないがやることになっているゾン…

おそらく数年後、企業の枠組みを超えてチームレベルでの統廃合が起きる、と思う

現在、多くの企業が機能別組織を採用しています。大きな枠組みでいうと、営業部門、開発部門、製造部門、会計部門、などでしょうか。事業部制、事業本部制を採用していたとしても、細かく見ていけば、グループやチームといった単位で、機能毎に担当が分かれ…

「経営者意識を持て」というのはなにも会社の役員や幹部のように働けということではない気がしてきた

「経営者意識を持て」という言葉をよく聞きます。それと同じくらい反論や反発が多いようにも感じます。この言葉の意味を考えると、なにも会社の役員や幹部のように働けということではないのではないかという気がしてきました。では一体何を経営し、どんな意…

IT部門が不要論を乗り越える上でプライベートクラウドサービスという考え方はオススメできる、と思う

IT部門や開発部門の不要論、無能論とも言える論調が登場して久しくなりました。 itpro.nikkeibp.co.jp 木村岳史氏の人気連載「木村岳史の極言暴論!」でも幾度となく取り上げられています。原因はいろいろあり、それらが複雑に絡み合っての今だとは思います…

“働く”を変える、コマース型グループウェアの可能性について

今まで何度も当ブログ内で企業内における業務を執り行う上でのモヤモヤについて話してきました。日々細切れになったタスクに追われることで、この仕事が一体誰のどんなことにどれだけ役に立っているのかわからず、やりがいを感じられないこと。隣の部署が何…

社内プロジェクトでは特に”「ご近所さん」を探せ”が重要

失敗プロジェクト 失敗するプロジェクトで良くあるのが、完成までの間、一切一般の利用者とコミュニケーションを取らず、完成した後に共有され、そこで認識の不一致や大きな不満が続出して破綻するパターン。もうひとつがプロジェクト開始直後から、利用者、…

業務を(プライベート)クラウドサービス化する

企業の中には多くの人が多くの業務に携わっています。それらがある一定のフローに則って処理されていることでしょう。しかし、日々細切れになったタスクに追われていると、「結局この仕事が誰にとってどれだけの価値があるのか」ということを忘れがちです。…

業務のサービスマップを描いたら、業務の掛け持ち具合が良くわかった、という話

兼務、組織横断的チーム、マトリックス組織、なんとなしに始まった所属不明なプロジェクト。こういった異なる業務を掛け持ちする仕組みや状況はどんな組織にもあります。これらは物事をより効率的に進められる手段として広く認識されていると言って良いでし…

社内プロジェクトはなぜ大成功もしなければ(中止という意味での)失敗もしないのか

誰からも望まれて、拍手喝采のうちにその完遂を迎える社内プロジェクトをほとんど見たことがありません。どちらかといえば、そもそもその存在に気づいていないか、他人事のように感じることの方が大多数です。自分に関わりのあるプロジェクトだとしても、期…

楽しいモノリシックアーキテクチャ開発

ソフトウェアがビジネス活動において重要なのは疑う余地がありません。同時に、複雑化しているのも誰もが認めるところでしょう。ことWeb開発においてその兆候は目覚ましく、伊藤直也氏がスライド「開発組織のマネジメント」でこう述べています。 相対的にWeb…

どんな些細な業務でも、マーケティングは必須である

今、あなたの業務を受け取っている人がどれくらい居て、依頼する可能性のある見込みの人数がどれくらいで、彼らは何を思い、そしてどれくらい満足しているのか、これらの問いの答えを、スラスラと自信を持って言える人は極めて少ないのではないでしょうか。…

業務を捨てて、チームを軽量化する3つの方法

業務を新しく始めることはそんなに難しいことじゃないですよね。「とりあえずでいいからやってみようか」とか、「これやっといてくれる?」などから新しい仕事のひとつが始まることは良くありますし、頻繁にブレストと称したミーティングで現状の問題点を洗…

ティザーサイトから始める社内プロジェクト

社内プロジェクトのあるある話。プロジェクトの対象が既存の社内業務だったり、その置き換えだったりする場合がほとんどなので、特に顧客に当たる実際の利用者とコンタクトを取らないまま完成させ、いざ管理職の会議等で報告、現場まで伝わる頃に突如「聞い…

ビシネスワークフローから抜け出し、独立独歩なチームになる

組織内には多かれ少なかれ、何かしら物事を実現するためのビジネスワークフローがあると思います。それらは工場の製造ラインのように、より効率性を追求する上ではとても理にかなっていますし、重要なことだと思います。例えば、マーケット部門->企画部門->…

効率化やコスト削減そのものを目的にしてはいけない理由

今より業務にかかる時間を短縮するとか、印刷物を減らすとか、会議を減らすとか、そういった効率化やコスト削減の業務は良くあることだし、また非常に良いことだと思います。しかしそれ自体を目的にしてはいけません。なぜなら、減らすことそのものが目的だ…

業務をウェブ化する

突然ですが、みなさんは普段どうやって仕事を受け付けていますか?メールやBTS(バグトラッキングシステム)、マネージャーからの口頭による指示でしょうか。もしくは、MicrosoftさんのOffice365のSharePointやサイボウズさんのデヂエといった帳票系システム…

あなたの業務に口出しする人を、あえて顧客と捉えることで仕事が少し前向きになる、かもしれない話

どこにでも口出しする人というのは居るもので、それは所属する部署のメンバーだったり、管理職などのステークホルダーだったり、はたまた全く関係のない部署の人かもしれません。 「それは◯◯でも実現できるのでは?」 「それをすることで発生するコストはど…

全ての仕事には顧客がいる

企業や団体といった組織の中には、たくさんの業務、仕事があると思います。それこそチームの数だけあって、それらが複雑に重なり合い、あるワークフローに従って、日々執り行われています。この20世紀から続くシステム化された働き方によって、より多くの複…

"仕事"は"タスク"ではない -正しい仕事の始め方-

「悪いんだけど、◯◯に関する資料を毎月作成してくれない?」 どこにでもある、企業や団体といった組織内での仕事が発生する1シーンかと思います。引き受ける側も特に何も疑問に思うこともないでしょう。しかし、リーンスタートアップの観点で見ると、重要な3…

業務改善としてのリーンスタートアップ

私はあるウェブサービス関連企業の開発部門にいます。その中でも、サーバやミドルウェア(ウェブサイトやウェブアプリケーションの基礎となるようなソフトウェア群)を管理する部署で、データベースと呼ばれるミドルウェアの構築ならびに監視、また関連した…